2019年11月11日
「嫌われない努力をしてるのに部下から嫌われる」上司の8つの特徴
こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。
この記事をアナタが見ているということは、以下のような悩みを抱えてはいませんか?
・部下とうまくいっていない
・部下に慕われていない
・部下に嫌われている気がする
部下と有効な人間関係が築けていなければ働き辛いですよね。
私は、元々イタリアンレストランチェーンで飲食店の店長をしていました。そして今は店長の為の店長サイト”TENJOY”の編集長を務め、日々「店長」に関係することばかり考えています。
そこであることに気づきました。
それは、「部下に嫌われる上司は大きく2種類に分類される」ということです。
深く掘り下げていきましょう。
部下に嫌われる上司は2種類に分類される
私は「部下に嫌われる上司は2種類に分類される」と思っています。
それは下記の2種類です。
1、あからさまに嫌われる言動をしてしまう上司
2、嫌われない努力を怠らない上司
後者の「嫌われない努力を怠らない上司」が部下に嫌われるというのは意外ではないでしょうか・・・。
そこに、部下に嫌われている上司が勘違いしているヒントが隠されています。
あからさまに嫌われる言動をする上司
まずは、あからさまに嫌われる言動をする上司。
このタイプの上司は、「相手の気持ちがわからない自分本位な人」が多いです。細かく嫌われる上司の特徴を記載していきましょう。
細かい内容は下記にも記載しています。
【新米店長必見】アルバイトスタッフが店長に抱く【8つの不満】
1、カリスマ風リーダー
1つ目はカリスマ風リーダーです。
これは、仕事ができないのにカリスマ気取っている上司のことを指します。
このような上司を持つ部下の心情は下記の通りです。
「口だけで自分はやらへんやん」
「仕事できひんクセに威張るなよ」
仕事ができないのにもかかわらず、それを認めずに口だけが達者な上司です。尊敬もできないし、助けてあげたい、協力したいとも思えないですよね。
煙たがられて終わりです。
詳しくは下記記事に記載しています。
【悲報】カリスマ風リーダーがいる組織は誰も幸せになれない
2、ダメなモチベーションアップ術
2つ目は、ダメなモチベーションアップ術をする上司です。
結論から言うと4つあります。
①昇格で釣る
②過大評価
③下方比較
④放置育成
詳しくは下記記事でご紹介していますが、典型的な人のマネジメントが苦手な実力不足タイプの上司です。本人は一生懸命やっていても、長く付き合っていくうちに上司を尊敬できなくなるでしょう。
【上司必見】部下のモチベーション向上の為にやってはいけない4つの事
3、上司のために働いている店長
3つ目は、上司のために働いている店長です。
部下は気付くんですよね。
「あ、店長は上司に媚売りまくってるな・・・。」って。
MGRが来たときだけ張り切ったりするタイプです。こういう上司は部下からするとゲンナリしますね。上司からの評価ばかり気にせず私たちを見て!!!ってなります。
詳しくは下記記事をご覧ください。
ダメな店長はモチベーションの50%以上が上司からの評価で左右される
4、イライラする店長
4つ目は、イライラする店長です。
これはあるあるですが、忙しくなったら大声でキレ散らかす人です。これは部下に嫌われます。部下は萎縮し、よりミスが起きやすい状況を作ったりお店全体の雰囲気をぶち壊してしまいますからね。
「イライラの正体とは??」2つのポイントを理解すれば解消できます
5、人格を否定してくる
5つ目は、人格を否定してくる店長です。
仕事にミスはつきものです。人間だもの。ですが、嫌われる上司は部下に対して指摘をするとき、起こった物事ではなく人格を否定してきます。
例えば、お皿を落として割った場合。
「お前は本当にどんくさいやつだ。本気で仕事をしてないからそうなるんだろ。気を引き締めろ」という具合です。
お皿を割った物事ではなく、お皿を割った人を否定して叱責するんですね。詳しくは下記記事に記載しております。
「ヒト」を叱らず「コト」を叱れ。
6、威圧的な態度で支配する
6つ目は、威圧的な態度で支配する店長です。
店長という立場を利用して、威圧的な態度で部下たちをコントロールしようとするタイプの上司ですね。
「俺の言ってることを守れないのか」
「俺の言うことを黙って聞け」
「俺に何度も言わせるな」
などなど、こんな具合ですね。
教育者として失格ですね。私も家ではそんなふうに・・・。
言うこと聞かない子供に「鬼がくるぞ」と脅す私は教育者として失格かも
嫌われない努力を怠らない上司が嫌われるワケ
あからさまに嫌われる言動をする上司が嫌われるのは理解できます。しかし、なぜ「部下に嫌われない努力を怠らない上司」が嫌われるのでしょう。一見矛盾していますが、しっかりとした理由があります。
まず、部下に嫌われない努力を怠らない上司は以下のような特徴があります。
1、部下を叱らない店長
1つ目は、部下を叱らない店長です。
部下のことを思って、叱り方やタイミングを考えることは重要です。しかし、なかには部下に嫌われることを恐れて「思っていることを言えない」上司もいます。常に部下の顔色を伺って、言うべきポイントで叱れないんです。
この場合、第三者目線で見ている部下から不満があがります。
「◯◯さん遅刻したのに、怒られてないじゃん」
「◯◯さん、仕事を適当にしてるのに指導されてないじゃん」
という具合です・・・。
詳しくは下記記事に記載しています。
「部下を叱れない」店長は自分のことしか考えていない人
2、本部の責任にする店長
2つ目は、本部の責任にする店長です。
店長は、本部と部下から板挟みです。新しいオペレーションが始まるけど、大変そうだから部下やアルバイトスタッフから不満がくるかもしれない・・・。という状況は少なからずあると思います。
他には、「人件費を削減」といわれるが、部下からは「人手が足りなくてきつい」と言われたり・・・。
この板挟み状態の時に、自分が嫌われないために全ての責任を「本部」におしつける店長はかえって嫌われる傾向があります。
例:本部の責任にする店長
「いや、おれは厳しいって言ったんだけど本部がやれっていうからやらないと」
例:自分の言葉で伝える店長
「厳しい現状は100も承知だけど、この取り組みを始めることでお客様にとってさらに価値のあるお店になる!力を貸してほしい!!」
どちらの店長が魅力的かは一目瞭然ですね。
頼りない店長は保身の為の言い訳が原因で信頼されない
おわりに
今回は、部下に嫌われる2種類の上司について記載しました。少しでも当てはまるところがあれば参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、部下は上司が思っているほど「向き合って欲しい、もっと教えて欲しい、成長したい」と思っています。
上司は、部下の顔色を伺うのではなく、部下の成長を心から願い向き合っていくことが大切です。嫌われない努力をする上司は、歳を重ねるごとに記憶からも消えていきます。しかし、当時は疎ましくても振り返った時に思い出すのは、向き合ってくれた人たち。厳しくも優しく教えてくれた人たちの顔です。
下記記事に、それらを象徴する魅力的な店長の本音を記載しています。参考までにご覧ください。
人員不足の日に出勤してくれたスタッフを「しんどいなら帰って」と一喝した店長の本音
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てんちょー
1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam
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