2019年9月20日

店長で売上が変わる!当たり前だけどできていない売上アップ術

僕の名前は意思ヨワシ。飲食店で店長をして1年目の新米店長。

売上が上がらなくて悩んでる。MGRには「ヨワシ店長は当たり前の事が当たり前にできていない」って叱られたよ。

ん~。

はぁ~。

はっはっは。何か悩んでそうな顔をしていますね。ヨワシ店長。

ぶ、部長!お久しぶりです・・・。

そうなんです。

何に悩んでいるのですか?

はい・・・。

売上が上がらないんです。MGRには「ヨワシ店長は当たり前の事ができていない」と叱られました。

それが何かは教えてくれないんですけど・・・。

はっはっは。そういうことですね。

では今日は時間があるので私からポイントをお伝えしましょうか?

いいんですか?よろしくお願いします!!

では早速質問ですが、ヨワシ店長は売上を上げる為に何が必要だと考えますか?

これはわかります。先日売上の仕組みについて教えていただいたので・・・。

「客数を増やす」か、「客単価を上げる」かの二択ですね?

はっはっは。

その通りです。

では今回は「客数を増やす」についてフォーカスしましょう。

は、はい!

まず、「客数を増やす」と言っても考え方は1つではありません。

なぜなら客数には、「新規」と「リピーター」があるからです。

確かに・・・。

一般的に、客数を増やそう!とする店長さんは「新規顧客獲得」のイメージが強くなってしまいがちです。

ギクッ!

言われてみれば僕も「どうやって新規のお客様を獲得しようか・・・。」って悩んでいました。

もちろんそれも大切なのですが、冷静に考えて来店されたお客様が全員リピーターになれば客数は確実に増えるんです。

た、確かに・・・。

つまりは売上を上げる為の施策として新規顧客獲得をするための販促とは別に、「来店されたお客様を絶対にリピーターにする!!」という気持ちをもって仕事に取り組んでいるのか?という疑問はありますね。

うっ・・・。

正直出来ていませんでした・・・。

やれやれ。

恐らくMGRさんが言っていた「当たり前の事ができていない」というのはそういうことだと思います。

そうだったのか・・・。

あと、「ご来店されたお客様を全員リピーターにするぞ!」という気持ちで働いていれば、販促をせずとも新規顧客は増えるんです。

ど、どういうことですか?

「口コミ」です。

口コミほど、影響力のある販促はないですよ。

口コミ・・・。

例えば、新商品のCMを見ているとき友人に「これ、かなり不味かったから買わない方がいいよ」って言われて買いたくなる人がいますか?

・・・。

いや、いないと思います。

それはなぜだかわかりますか?

え?単純に不味いからですか?

違います。

口コミというのは「実体験」だから信頼できるんです。そのなかでも見知らぬ人の実体験よりも、信頼出来る身近な人の「実体験」はなによりも影響力があります。

たしかに・・・。

僕も、こないだパソコンの購入を検討したとき、
1,公式サイトチェック
2,レビューチェック
3,知人に使用した感想を聞く
の順番で情報を集めていました。

それそれぇぇえ

はっはっは。まさにその通りですね。

ちなみに、その知人はパソコンをオススメしてくれましたか?

いや、動作重いし、パソコン自体の総重量も重いし使いづらいっていってました・・・。

だから買わないでおこうって思ってます。

はっはっは。そのパソコン会社からすれば、口コミにより「新規顧客」を1人失いましたね。

口コミ恐ろしい

本当だ・・・。

「今目の前にいるお客様を本気でリピーターにする」ことの重要性がわかりましたか?

わかりました!些細な事もこだわらないと・・・。

はっはっは。その通りです!
次回は、当たり前だけどできていない「ロス」についてお話しますね。

よろしくお願いします!

トラさん

トラさん

関西に住む42歳。24年間飲食業界一筋。
店長、エリアマネージャーを経て現在は30店舗を管理する事業部長。店舗運営における「ヒト」「モノ」「カネ」のマネジメントに関するスペシャリスト。
嫁と娘2人の4人家族。親父ギャグが大好き。意思ヨワシの上司。

意思ヨワシ

意思ヨワシ

関西に住む25歳。やりたいことが見つからず漠然と大学生活を送ることに違和感を感じて中退。
就活はせずイタリアンレストランでフリーターをする。
気付けばそのまま就職し、入社3年目で店長に抜擢。
現在店長1年目で不安がいっぱい。読書とTwitterが趣味。