2019年9月1日

会社を辞めたいけど迷ってる人が読むべき【7つの心得】

まいど。編集長の”てんちょー”です。

あなた。会社辞めたいんでしょ。

でも迷ってるんでしょ。

色々悩んで仕事も手に付かないし、プライベートも考え事ばかり・・・。

なんとかこの現状を打破したいけど、自分が何をしたいかもわからない。

図星でしょ。んふふ。←キモ

そんなあなたは「辞めてどうするんだ。やりたいことはあるのか?これからどうするつもりだ」なーんて言葉は、一切求めてないですよね。

会社を辞めてやりたいことが明確になってるなら悩んでねーっつーの。

いまあなたに必要なのは、ぐちゃぐちゃになった自分の頭と心を一旦整理することです。

私は、過去にめちゃめちゃ会社を辞めたい時期がありました。どれくらいかというと、1週間何も食べていないのに目の前の極上ステーキを我慢しなくてはならない状況くらいです。←わかりにくいな

そんな私の経験を元に、「会社を辞めたいけど迷ってる人が読むべき7つの心得」をご紹介します。

1.人に相談するべきじゃない

人に相談するのはオススメしません。意外でしょ?←うん

理由は至ってシンプルで、「多くの人は自分の価値観を押しつけてくるだけ」だからです。

会社の人間なら、辞めさせないために退職後に起こる問題や不安をご丁寧に説明してくださります。人によっては「お前はうちの会社以外で通用しない」と厳しめの評価もいただけます。

両親なら、「そんなに大変ならもっと良いところを探しなさい」と、あなたの体や心を心配します。

嫁なら、「辞めてどうするの?私と子供は大丈夫なの?」と家族の未来を心配します。

友人なら、「辞めちゃえば?」と何も考えていない無責任なアドバイスをあなたにくれます。

このように、退職の相談をするといろんな方々が自分の経験をもとに、自分の価値観を熱心に伝えてくださりますが誰も責任はとってくれません。

あなたに今必要なのは他人の価値観やアドバイスではなく「あなたはどうしたい?」と自分の頭を整理してくれる存在です。

まずは自分の力で考え、あなたの頭を整理してくれる人が身近に居れば相談しても良いかもしれませんね。

2.環境を変えてもリセットされない

あなたは今の環境や人間関係がとにかく嫌で嫌で「今すぐにでもこの環境から離れたい」と、思ってませんか?

そして「この環境さえ変われば、問題はすべてリセットされて今よりも幸せになれる!」と、思っていませんか?

答えはYesでありNoです。

確かに「今」の人間関係や環境の悩み・不満は一旦リセットされますが、会社を辞めた後に同じような問題が二度と起こらないと断言できますか?

恐らくできないと思います。

では、自分にあった会社が見つかるまで転職を繰り返しますか?それも1つの選択肢ですが、ダウンロード時のガチャで出現率が低いレアなキャラクターが出るまでゲームをリセットしてはダウンロードを繰り返すスマホアプリ中毒者のようですね。←たとえ話の癖がすごい

しかしスマホアプリとは違い、転職は年を重ねる毎に選択肢がより狭まるでしょう。

今の会社で「やりがい」を感じられない人が転職することで「やりがい」を感じられるようになる根拠は何ですか?

今の会社で「上司に正しい評価をしてもらえない」人が、転職をすることで「上司に正しい評価をしてもらえる」ようになる根拠は何ですか?

「今がひどすぎるんだ。きっと今よりは良くなるはずだ」なんて根拠のない想像で退職の決断をする人が沢山います。

まずは「転職することで解決する悩みなのか?」と、自分自身と向き合ってみてもいいかもしれませんね。

3.問題を会社一括りにしない

「おもしろくないから会社辞めたい」
「しんどいから会社辞めたい」

なんて言葉は日常的に良く聞きますし、私も当時は言ってました。
「とりあえず会社を離れたい!!」って言ってました。

ごめんなさい。←誰に謝ってんだよ

人は、問題を会社一括りにしがちです。

会社の全てが問題ではないはず。

会社の「何が」おもしろくないのか?

会社の「何が」しんどいのか?

と、冷静に分析する必要があります。

例「おもしろくないから会社辞めたい」

Q.何がおもしろくないの?

「わからない。全体的に。」

Q.やりたいことがあるの?

「いや、特に」

Q.仕事を任せてもらえないの?

「そんなこともない」

Q.同僚と仲が悪いの?

「別に普通」

Q.評価してもらえないの?

「誰よりもがんばってるのに昇格しない」←これだ!!

あくまでも例ですが、この場合だと「頑張っているのに昇格しない」ことが原因で全体的におもしろくないと感じています。承認欲求を満たすだけで解決する可能性がありますよね。

例「しんどいから会社辞めたい」

Q,何がしんどい?

「わからない。全体的に。」

Q.休みはあるの?

「ある」

Q.人間関係は良好?

「普通」

Q.お給料は足りてる?

「まぁまぁ」

Q.仕事量が多いの?

「ん~。普通」

Q.勤務時間はどれくらい?

「一日13時間くらい」←これだ!!!!

あくまでも例ですが、この場合だと一日13時間という長い勤務時間のせいで疲労が溜まり全体的にしんどい状態になっています。働く時間が長いと集中力も切れ疲労によりネガティブ思考に陥りがちです。ですが勤務時間を正常に戻すだけで心も体も余裕が生まれ、問題が解決する可能性もあります。

このように冷静に分析すれば「案外大きな問題じゃない」というケースも少なくありません。自分自身の問題を受け入れることを恐れ、向き合おうとせず問題をうやむやにしてはいけません。

まずは「なぜ退職をしたいのか?」と自分自身に問いかけて具体的な原因を見つけるのもいいかもしれませんね。

4.やるべき事を疎かにしない

私は、妻と娘と住宅ローンと車のローンと仲良く暮らしています。

そんな私は過去に一度、部長に退職の相談をしたことがありました。

「会社を辞めて自分で店を開きたいんです!!」と言いました。

すると部長は「やりたいことは応援するけれど、やるべき事を疎かにしてはいけないよ」と教えてくれます。

私のやるべき事は、リスクを背負って自分の店を開業すること?

いや、違う。

私のやるべき事は、ローンの返済をしながら家族を養うこと。

正直、当時は自分の中で頭がぐちゃぐちゃになっていました。

「なぜ辞めたいのか?」
「辞めて何がしたいのか?」
「どんなお店を開業したいのか?」

そんなこともわからずに、家族の存在さえも忘れかけていました。一時の感情に任せて決断していれば、自分以外の大切な人を傷つけていたかもしれません。

まずは
「やりたいこと」は何なのか?
「やるべきこと」は何なのか?
自分自身に問いかけてみるのも良いかもしれません。

5.辞めずに幸せになる方法も考える

退職を考えているということは、なにかしら不満や問題を抱えていると思います。そして「辞めた後どうしよう」と転職サイトを眺めたりしていると思います。

多くの人は、会社で不満や問題を抱えると「その場から離れたい」と思い、会社とは別の場所で幸せになる方法を探します。

その行為自体は否定しませんが、会社とは別の場所で幸せになる方法を探す前に、「辞めずに幸せになる方法」を考えてみてはいかがですか?

冷静に考えて、転職をすれば
新しい環境で
新しい仕事で
新しい人間関係を構築し
新しく一から信頼関係を築くまでに
たくさんの努力が必要です。

しかし「辞めずに幸せになる方法」は
慣れ親しんだ環境で
慣れ親しんだ仕事で
慣れ親しんだ仲間に頼り
あなたが積み上げた信頼を武器に
「今」の悩みと向き合えます。

まずは、「辞めずに幸せになる方法」を考えてみても良いかもしれません。

6.著書「7つの習慣」を読む

私自身、退職を考えていたときに「7つの習慣」と出会い、考え方が180°変わりました。本当に出会えて良かったと思っています。

「7つの習慣」では、テレビやネット、最近の自己啓発本で書かれているようなスキルやテクニックではなく、人として原則的に大切な事が記されています。
↓詳しくはこちらに記載しております。↓
店長が「7つの習慣」を絶対に読むべき理由【vol.1】

つべこべ言わずに読んでみてはいかがでしょうか?←言い方うぜえな

7.転職じゃなくて副業をしてみる

これも私が実際に行った事です。
↓詳しくはこちらに記載しております。↓
「飲食店店長からWEBサイト編集長に昇格?」謎めいたキャリアの裏側

副業自体をオススメしたいわけではありませんが、転職するくらいならまずは副業をオススメします。

会社の組織の一員としてではなく、「あなた」として生きていく(稼ぐ)ことを少しでも経験することで、会社への見方が180°変わる可能性があります。

人が大きく成長するときは、立場が変わり見える物が180°変わった時です。

子から親へ
学生から社会人へ
部下から上司へ

転職は人や環境、仕事内容は大きく変わりますが会社員という立場は変わりませんし、あなたが社長ではない限り部下という立場も変わりません。

しかし、副業は
会社員から経営者へ
立場が180°変わります。

例え小さな規模の副業でも、このパラダイムシフトはあなたを成長させます。

そして、会社員でいることが当たり前ではなく有り難い事なんだと実感できるかもしれません。不満ばかり言っていた会社や上司に対して感謝の気持ちを伝えたくなるかもしれません。

編集長まとめ

「会社を辞めたい。でも迷ってる」は、言い換えれば
「会社を続けたい。でも迷ってる」と結局同じなんです。

言葉を変えるだけでイメージがガラっと変わりますよね。

もしかすると、あなたが今悩んでることも考え方を少し変えるだけで楽になったり解決するかもしれません。

この記事が「悩むあなたを少しでも楽にするキッカケ」になれば私は幸せです。

ちなみに、わたしは10000回ほど会社を辞めたいと思いましたが、10001回は会社を辞めなくて良かったと思っています。←ドリカムみたいに言ってんじゃねぇよ

あっ。最後に言い忘れてた。

「絶対に辞めんな!あなたの力は会社に絶対必要だ!!」

てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam