2019年12月24日

【店長必見】学生アルバイトに教えたい「目的」と「目標」の違い

こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。

前回は【元店長が解説】飲食店店長の仕事内容をわかりやすく紹介します!ということで、店長の大まかな仕事内容を紹介させていただきました。

今日は、前回の内容からさらに深掘り、「学生アルバイトに教えたい目的と目標の違い」というテーマについて記載していきましょう。

主に以下の人向けの記事となります。
・飲食店で店長を目指している人
・店長になったばかりの人
・店長としての実力を向上させたい人

1、目標設定

「何の為に働いてるの?」

この問いに対して即答できる社会人の方は少ないと思います。みんな自分が何の為に働いているか明確に把握していないまま働いているのです。そこで絞り出す答えは「お金のため」「生活のため」でしょう。

それも、あながち間違いではありませんが商売の原理原則として「お客様の存在」を無視してはいけません。

会社に勤める以上、「自分が何の為に、どのような働き方をするべきか」ということは理解すべきです。

ですが、「なんでもかんでも会社の為!」というのも寂しいですし、そこまで会社のためだけに頑張れる人はいないと思います。

そこで、働く方々には自分の目標を設定していただきたいと思います。

せっかく同じ時間働くなら、ただ「お金」のためだけに働くのは勿体ないです。仕事を通じて「どうなりたいか」「何を身につけたいか」などなど目標をたてて日々努力していただくことでより成長するでしょう。

目的・目標・手段

目標設定をするうえで理解するべきことは、「目的」「目標」「手段」の違いです。この考え方は、どこへいっても役立ちます。

[目的]:目指すべき的(ゴール)
「何のために」「理由」「ビジョン/ミッション」

[目標]:目的達成に向けての道のり(道標)
「具体的数値」「施策」

[手段]:一つひとつの行動
「行うこと」「方法」「やり方」

目標と目的の違い

・目標は目的のためにある
・目的は抽象的であっても、目標は具体的に。
・目的は見たいビジョン、目標は数歩先の現実
・目的は行先(ゴール)、目標は過程(通過点)。
・目的はひとつでも目標は複数。
・目標は諦めて失敗しても、目的はあきらめない。
・目的は目標の先にある。

おわりに

最後に、あなたなら下記のAさんとBさんのどちらを応援したいですか?

[Aさん]
自分のお金儲けのために、偉い立場に立ちたいが為に店長になりたい

[Bさん]お客様に必要とされ、働く仲間も楽しみ、働きがいをもち、成長でき、世の中に必要とされる店をつくるために店長になりたい

たくさんの人から協力してもらい目標とする店長になり、その先もさまざまな目標達成に対して永続的に多くの人にさせてもらえるのはBさんだと思いませんか?

「目的」と「目標」の違いについてご紹介しましたが、「自分のため」だけではなく「関わる人のため」に掲げた目標は、たくさんの方々にサポートしてもらえます。

てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam