まいどキリンやで。

「部下や従業員から嫌われないように働くリーダー」で、まともな奴はおらん。

と、ワイは思う。

というわけで今日は、【嫌われる覚悟ができないリーダーは問題発見も解決もできない】というテーマでヨワシちゃんと対談していくで。

ヨワシちゃん。

嫌われる覚悟ができないリーダーは問題発見ができひんねん。

問題っていうのは、「理想」と「現実」のギャップやねん。

つまり正しい理想の状態を理解して、理想との現実を見比べることができないとギャップ（問題点）を発見できひんわけよ。

結論から言うと嫌われる覚悟ができないリーダーは「理想」の状態が「自分が部下や従業員から嫌われない良い人である」という状態になりがちやねんな。

本来であれば会社やチームが目指すべき理想の姿があって、そこに向かってチームを一つにまとめ導くのがリーダーの仕事やん。

リーダーはその「理想」を常に追い求めなあかん。追い求めるからこそ、現実と比較した時に問題点を発見できるねん。

良い例と悪い例を記載するわ。

リーダーが「部下から嫌われないこと」に重きをおいて考えるようになると判断の基準が全て、「嫌われるかoｒ嫌われないか」になるねん。

本来であれば「お店、お客様、従業員の為になるかoｒならないのか」で判断せなあかんのにな。

勘違いしてるリーダーは、「良い人」になろうとしてるねんな。

ちゃうねん。「良い人」やなく「良いリーダー」にならなあかん。

さっきも言うたけど、「良いリーダー」って言うのは、目指すべき理想へ、チームをまとめて導くことができる人や。

簡単に言えば、チームを引き連れて問題を解決しながら富士山の頂上を目指すようなもんや。

対して「良い人」は、定義が相手によってバラバラやろ。

・優しい人
・教えてくれる人
・口うるさくない人
・怒らない人
感じ方は人それぞれやん。

せやからみんなに嫌われないようにして良い人であろうとすればするほど、人によって態度を変えたり芯のないブレブレのリーダになるねん。

山登りに例えると、
・嫌なら来なくても良いよ
・違う山がよかったらそっちでもいいよ
・君は休んでもいいよ
・疲れるからそもそも山登りをやめてカラオケにするか
みたいな感じやな。

結局、本来目指すべき富士山の頂上までたどり着かずに、その場その場で従業員の機嫌取りを行ってる状態やねん。

結果チームはバラバラになるし、それぞれ目指すべき方向も変わってくる。

なぜリーダーが嫌われる覚悟をしないといけないか理解したか？

せや。

リーダーには、「たとえ嫌われたとしても理解されなかったとしてもチームを理想の場所まで導く心の強さ」が必要や。

「良い人になる。」ことはあくまでも目的達成のための手段であり、目的ではないからな。

勘違いせんように「良いリーダー」目指して頑張りや。

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