2020年1月4日

【新米店長】チームを育てるリーダーに必須「人を好きになる力」

こんにちわ!店長WEBマガジン”TENJOY”編集長の”てんちょー”です。

店長の仕事は多岐に渡りますが、全ての土台となる「チームビルディング」が1番重要だと言っても過言ではないと私は思います。

そこで今回は、元飲食店店長である私の経験をもとに、チームを育てるリーダーに必須「人を好きになる力」というテーマで新米店長の意思ヨワシくんと対談していきます。

ヨワシ店長よろしくお願いします!

どーもです、新米店長の意思ヨワシです。

よろしくお願いします。

リーダーには「人を好きになる力」が必須

飲食店の店長を経験して思ったことは、リーダーにとって「人を好きになる力」は必要不可欠ということです。

好きになる力・・・?

飲食店のメインの仕事は「料理を作成して提供する」です。

しかし「より適正な人員数で店舗を運営するチーム力」や「社会人未経験の学生を社会人として育てる育成力」など、人に関する仕事も店舗運営の全ての土台となり重要な仕事です。

その為、「人を好きになる力」を持っていなければ厳しいと思います。なんせリーダーの悩みの大半は人間関係ですから・・・(笑)

それな。

あの、ちなみに「人を好きになる力」ってどういう意味ですか?好きになるも嫌いになるも、相手次第のような気がするのですが・・・。

「好き」の反対語は「嫌い」ではない?

ヨワシ店長。

「好き」の反対語は、わかりますか?

「嫌い」ですよね!

正解です。

しかし「無関心」と言われることもあります。

ん?

無関心・・・?

「好き=関心がある」とした場合、「嫌い=関心がある」となるので、反対語にはなりません。

「好き=関心がある」とした場合は、「無関心=関心がない」が反対語とも言えるということですね。

ちょっと難しいな。

話を戻すと、「人を好きになる力」というのは、言い換えれば「相手に関心を持つ力」です。

あの人が好き、嫌いと判別する力ではなく、「相手を知ろう」「理解しよう」と関心を持つ力です。

そういうことか!

これが難しいんですけどね(笑)

なぜチームビルディングに「人を好きになる力」が必要なの?

質問いいですか?

どうぞ。

なぜチームビルディングに「人を好きになる力」が必要なのですか?

いい質問ですね!

では「なぜ必要なのか?」を考える前に「リーダーに人を好きになる力がなければどうなるか?」を想像してみてください。

ん〜。

リーダーに「人を好きになる力がない」=「相手に関心が無い」ってことだから・・・。

・理解しあえない
・放って置かれる
・好き嫌いをされる
・寂しい

こんな感じですかね・・・。リーダーから関心を持たれないってなんか悲しいです。

ですね。本当にその通りだと思います。

リーダーが「人を好きになる力」を持ってけなればチームにはいろいろな問題が起きるでしょう。

1、放置プレイ

まず放置プレイですね。

・教えてもらえない
・話しかけてもらえない
・評価してもらえない
・輪に入れてもらえない
・話を聞いてもらえない

などなど・・・。

これはひどいな・・・。

こんなリーダーの元で働くのは嫌ですね。ここまでひどい人は居ないと思いますけど。

いえ、結構いますよ。

リーダーには複数の部下がいるので、どれだけ頑張っても1人にかけられる労力は少ないですよね。つまり関心も分散されると思います。

1対1なら、100%注げる力が、
1対20なら、5%づつになりますから。

本当だ・・・。

・・・。

しかも、部下全てに均等に関心を持って接することができるわけではないので、リーダー自身は「関心を持ってるつもり」でも、部下には届いてない可能性が大いにあります。

そもそも関心を持とうとしないリーダーもいますがそれは論外です。

なるほどな・・・。

2、差別

あと「人を好きになる力」がなければ、差別が起きます。

差別・・・。

リーダーが部下に関心を持とうとしないので、自然と「お気に入りの部下」とばかり話したり、教えたりすることになります。

なんせそのほかの部下のことは「無関心」なので、気にしていないんですよ。

・部下が何を考えているか
・何を求めているのか
・どんな反応をするのか

何も、考えていないし、気にならないんです。

恐ろしい。

無関心って怖い・・・。

自分にはその気がなくても、自然と差別してしまっているということですね。

そうです。

道端に茂っている雑草には目もくれないけど、その横に咲いてる綺麗な花には目がいくようなものですね。

この状態がチームで起きていると、自然と差別が生まれます。そして部下からは「リーダーは人によって態度が違う」などの不満や不信感を持たれますね。

気づかないだけで、そんな状態になっているかもしれないな。

ほんとそうなんです!

だから意識的に「人を好きになる、関心を持つ力」がリーダーには必要なんです。

超納得。

人間関係における問題の根本は「相手を知らないこと」

リーダーとしてチームをまとめる際に1番多い悩みが「人間関係」でしょう。

間違いないです。

その人間関係における問題や悩みの根本は「相手を知らないこと」が多いです。

「あいつなんか苦手だな〜。とっつきにくいな」と思う相手とは距離を取ろうとしてしまうからなんですね。

ふむふむ。

距離を取ればとるほど、互いの気持ちが理解できないまま、憶測や思い込みで相手を判断してしまいます。

・〜だろう。
・きっと◯◯だ。
・◯◯に違いない。

と言う具合です。

わかるなぁ〜。

そうなるとどんどん思い込みも激しくなり、気づけば「あいつのことは嫌いだ、苦手だ」という色メガネで見てしまうようになるんです。

そこからは、相手のやることなすこと全てに対して「価値観のズレ」を感じ、不快に感じるんです。

(図星だよ)

しかしまだ「嫌い、苦手」という感情があるだけマシだと思うんです。そこから話し合えば、わかり合うこともありますから・・・。

でも、「無関心」になってしまえば道端に生えてる雑草同然なので厳しいですね・・・。

リーダーとして具体的に何をすればいいの?

ちなみに「人を好きになる力」って具体的に何をすればいいんですか?

いろいろな手法はあると思いますが、私が心がけていたことは3つあります!

教えてください!

1、店長という、もう1人の自分を演じる

一つ目は店長という、もう1人の自分を演じることです。

なんかイメージ悪いですね・・・。

私もそう思ってましたが、案外そうでもないですよ。

例えば「人見知りな自分」を変えるのは難しいのですが、「人と明るく接することができる店長を演じる」のは案外意識するだけでできますね。

ふむふむ・・・。

確かに、俳優さんはドラマや映画で様々な役柄を演じますもんね。

まさに!

まずは理想の店長像を自分の中で想像してください。

・元気よく挨拶する
・話を聞いてくれる
・キチンと叱ってくれる
などなど・・・。

そしてその理想の店長像に近づけるように少しづつ演じるといいと思いますよ。

メモメモ。

2、必ず全員に声をかける

2つ目はシンプルに「必ず全員に声をかける」です。

大事ですね。

出勤時、勤務中、退勤時のタイミングでは必ず声をかけることを意識していました。

当たり前ですけど、当たり前にできていない人が多いんです。

確かに・・・。

3、自己表現が苦手なスタッフをメインに話しかける

3つ目は、「自己表現が苦手なスタッフをメインに話しかける」ことです。

ふむふむ。

自己表現が得意で明るい人は、放っておいても話しかけてきますし、多くの人に自分の魅力が伝わり信頼されやすいです。

なので、そこまで意識的に力をかける必要はありません。

それよりも、自己表現が苦手で放っておけば孤立してしまう人からメインに話しかけるようにしていました。

(ぼくそこまで考えてなかったな・・・。)

でもそういうスタッフと何を話せばいいかわからないんですよね。

うす!

おわりに

なぜチームを育てるリーダーに「人を好きになる力」が必要か理解できましたか?

できました!

相手に関心を持たないと、放置や差別をしていると感じられたり、価値観のすれ違いで嫌いになったりするからですね。

そうです!

チームビルディングには「信頼関係」が必要不可欠ですが、その信頼関係を築くコミュニケーションがまともに取れない状態になってしまうということです。

明日から「人を好きになる力」を意識して理想の店長を演じてみます!

まずはそこからですね!

やるぞぉお!!

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てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam