2020年1月2日

【新米店長】優秀なチームを育てるリーダーに必須「感受性」

こんにちわ!店長WEBマガジン『TENJOY』編集長の”てんちょー”です。

店長の仕事は多岐に渡りますが、全ての土台となる「チームビルディング」が1番重要だと言っても過言ではないと私は思っています。

そこで今回は、元飲食店である私の経験をもとに、チームを育てるリーダーに必須「感受性」というテーマで新米店長の意思ヨワシくんと対談していきます。

ヨワシ店長よろしくお願いします!

どーも、新米店長の意思ヨワシです。

よろしくお願いします!

そもそも「感受性」って何?

それでは、なぜチームを育てるリーダーに「感受性」が必要なのかを解説していきましょう!!

あ、その前に・・・。

そもそも「感受性」って何ですか?

・・・。

知ってますよ!?知ってますけど、念のため再確認ですw

かんじゅ‐せい【感受性】

外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。「感受性
の強い人」「感受性が豊かだ」

コトバンク

わかりやすく言えば、コミュニケーションを通して、相手が何を考えているかを正しく読み取ることができる性質ですね。

ですよね!(笑)

感受性が高い人と低い人の違いは「他人の考えや思い」を安易に決めつけたり、判断しないところです。

なぜチームビルディングに「感受性」が必要なの?

ん〜。

「感受性」の意味は理解できたのですが、なぜチームビルディングに必要不可欠なんですか?

いい質問ですね!

では、「なぜ必要か?」を考える前に「リーダーに感受性がなければどうなるか?」を想像してみてください!

リーダーに感受性がなければ・・・。

・考えを決めつけられる
・思いが伝わらない
・頑固そう

という感じで、コミュニケーションがまともに取れなさそうです(笑)

ですね〜。

リーダーはチームビルディングをするにあたって「信頼関係」が必要不可欠ですが、「感受性」が低いと信頼関係を構築するためのコミュニケーションが取れないんですよね(笑)

アワワワ……

それはリーダーとして、致命的だ。

そう言われてみれば、良いリーダーで「感受性」が低い人って見たことないかも・・・。

感受性の低さが原因で起こった問題

店長時代、私の「感受性」の低さが原因で起こった問題がありました・・・。

なんですか?

ある日、アルバイトの女の子がだるそうに働いていたんですよ・・・。動きも遅いし、笑顔もないし。

そういうスタッフいますね。

で、腹が立って「そんなダラダラ働くんやったら帰ってくれていいよ」って叱ったんです。

どんな理由があれ、お客様の前に出るスタッフはプロなので、だらしない姿を見せて欲しくなかったんです。

なるほど・・・。

で、その子は案の定泣いて帰っちゃったんですけど、後に別のスタッフから話を聞くと、その子は当日めちゃめちゃお腹が痛かったらしくて・・・。

あちゃ〜。

・・・。

全員に声をかけて代わりに入れる人も探したけど見つからず、休んだら迷惑がかかると思って無理やり出勤してくれたそうなんです。

(めっちゃええ子ですやん。)

私からすれば、「お腹痛いことを理由に、笑顔で働けないなら出勤するな」という価値観を持っていたのですが、スタッフからすれば「迷惑をかけてはいけないから頑張って出勤する」だったんですね。

私が一言、「体調悪いの?大丈夫?」と声をかけていれば互いに気持ちよくコミュニケーションが取れていたんです。

なのに、「ダラダラ働きやがって」と安易に決めつけてしまった結果、スタッフを傷つけてしまいました・・・。

リーダーは気をつけないと、自分が気付かないところで相手を悲しませる可能性がありますよね・・・。

「そんなつもりじゃなかったのに」ということがよくあります。

感受性が高いだけでは優秀なリーダーになれない

でも、感受性が高いだけでは優秀なリーダーになれないんです。

なぜですか?

感受性とは、感情です。

リーダーは感情を切り離して「判断・決断」しなければいけない時もあります。

た、例えば?

「プライベートで仲良くしていて自分を慕ってくれるスタッフの働き方が悪くチームに害を及ぼしている。」ということが起きている場合。

リーダーが感情を優先させてしまうと、
・仲が良いし
・言いにくいし
・嫌われるかもしれないし
・関係が壊れるかもしれないし
などの理由で、「適切な指導」が行えない可能性があります。

なるほどな・・・。

相手の気持ちを汲み取る力は絶対に必要ですが、汲み取った後の「判断・決断」は感情と切り離し、企業の理念に沿った判断をしなくてはなりません。

それが、企業に務めるチームのリーダーです!

これが難しいんだよね〜。

僕はかなり感情が入ってるのかもしれない・・・。勉強になります。

ちなみに優秀なリーダーは共通して「感受性」が高いですが、高すぎるが故に悩むこともあるんですよ・・・。
感受性が高すぎる人の「2つのメリット」と「4つのデメリット

具体的に何をすればいいの?

あの・・・。

「感受性」の重要性は理解できたのですが、具体的に何をすればいいんですか?

シンプルで効果的だと思うのは「なぜなぜなぜ」ですね。

なんだそれ

なぜなぜなぜ?

そうです!

何か疑問に思ったことに対して「なぜ?なぜ?なぜ?」と掘り下げていくんです。

感受性が低い人の特徴である「価値観を押し付け決めつけるところ」が緩和されると思います!

ん〜。すこしイメージしづらい。

例えば、「やる気がないスタッフ」に対して

Q:なぜだろう?
A:体調が悪いかもしれない

Q:なぜだろう?
A:悲しいことがあったのかもしれない

Q:なぜだろう?
A:店長である自分に原因があるかもしれない

というように、「なぜ?」を繰り返すことでいろいろな原因を想像することができます。感受性が低い人はこれらをすっ飛ばして思ったことを口に出すので、「空気が読めない」とか「人の気持ちがわからない」って言われてしまうんです(笑)

なるほど・・・。

なぜ?と繰り返すだけなら僕にもできそうだ!ありがとうございます!

おわりに

優秀なチームを育てるリーダーに「感受性」が必須な理由が理解できましたか?

できました!

チームビルディングに必要不可欠な信頼関係を築くためのコミュニケーションを円滑に行うために「感受性」が重要なんですね!

そうです!

あとは、感情と「判断・決断」を切り離して考えるようにするのも忘れずに!

あ、危ね・・・。

下記SNSボタンから[Facebook][Twitter]のシェアよろしくお願いします!!

てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam