2019年10月19日

感受性が高すぎる人の「2つのメリット」と「4つのデメリット」

こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。

あなたは「感受性が高い方」の人間ですか?

私は、自分のことを「感受性が高い方の人間」なのではないか?と、思うことがあります。感受性が高い=悪いことではないと思いますが、高すぎると悩みも生まれるんです。

ちなみに感受性とは、「外界や環境内の印象や変化を感じ取る能力、また感じ取りやすい性質」という意味があります。

主に、下記のような言い回しをされると思います。
・感受性が高い
・感受性が豊か
・感受性がある

感受性が高いメリット

私自身、感受性が高いことで「良かった」と思うことがいくつかあります。

ちなみに感受性が「高い、低い」はあくまでも私の主観です。

①人の些細な変化に気付ける

些細な変化に気付けるんです。

容姿や、気分、体調など・・・。

すると、相手を気遣う言動や、会話のネタが自然と生まれるので、過去、生きてきて人間関係で苦労することは基本的にありませんでした。

②想像力が豊か

些細な変化に気付けるだけじゃなく、「相手が今何を考えているか?」「このあとどうなるか?」「どのような言葉をかけるべきか?」などなど、深く想像することができます。

例[部下に対して]
気付き→いつもより元気がない
想像→恐らく最近ミスが続いてるから落ち込んでるんだろう
想像→ここでさらに指摘をするようなことは避けたい
行動→周りの人間に、部下に対してきつくあたらないよう根回し
行動→部下の悩みやサポートして欲しいことを聞き、協力する
などなど・・・。

もし、私が感受性のない上司であれば下記のような対応をしていたと思います。

例[部下に対して]
気付き→やる気ないな
行動→「もっとやる気出せ。だらだらするな。嫌なら帰れ。」と叱る。

感受性が高い人は、相手がどんな気持ちで、何を求めているのかを想像する力を持っているので、チームをうまくまとめる力があります。

感受性が高すぎるデメリット

感受性が高いことは、友好な人間関係を築いたり、チームをまとめるのに必要な力です。

しかし、感受性が高すぎることで生まれるデメリットもあります。

①人と話すことが面倒に感じる

相手の変化や感情に気付き、無意識に深読みし想像するので、「常に相手に気を遣っている状態」になります。

「気にしないでおこう。」と思っても、無意識に考えてしまうんです。

すると、人と話すことが面倒に感じてきます。

私自身、人と話すことは「好きな方」なのですが、「面倒に感じる」んです。不思議ですよね・・・(笑)

たくさん話したいし、聞きたいし、議論したいのですが「面倒に感じる」ことが多くあります。

そして、グッと疲れます。

これは悩みです。

②深読みしすぎて本心が言えなくなる

感受性が高すぎる人は「相手はこう思っているだろう」と無意識に想像する癖があります。

すると、「これを言ったら相手がどう思うかな?」と考えて言葉を選んでしまいます。

「相手を気遣う」という意味では、必要なスキルですが、これが頻繁に続くと本心が言えなくなってしまいます。

いわゆる「相手の顔色を伺って話すつまらない人」になってしまいます。
「部下の顔色を伺って指摘ができない人」になってしまいます。

結局は、相手を思いやっているつもりが、自分を守っている状態になる時もあるんですよね・・・。

いつも反省しています。

なので、「自分のため」ではなく、「相手や、チームのためになるのか?」という基準で話すように心がけています。

難しいです。

③ストレスを溜めやすい

感受性が高い人は、「相手がどう思うか?」を勝手に想像してしまいます。

なので、思っていることを簡単に口に出せない傾向にあります。

私の話でいうと、知人に車に乗せてもらった時に暑かったのですが「クーラーをつけていいですか?」と言えなかったり・・・(笑)

こういった些細なことが積み重なり、ストレスを溜めやすい傾向にあります。

感受性が高い人は
・人よりも多くのことを感じ取る
・人よりも気軽に発言ができない
・思ったことを言わないことが多い
ので、人よりも抱えるストレスの量が多いかもしれません。

④一緒にいて楽な人としか居なくなる

もちろん、慣れている人には気を使わずに接することができます。

なので、慣れている人といることが「すっごく楽」なんです。

慣れていない人といると気疲れするので、一緒にいて楽な人とばかり行動するようになります。

決して人付き合いが下手くそなわけでも、苦手なわけでもないんですが「気疲れするから面倒だ」と感じてしまうんですね(笑)

不思議です。

感受性が高すぎる人が羨む人

感受性が高い人が羨む人はズバリ「思ったことをズバッと言える人」でしょう。

私はそうです。

「え?そんなこと言って大丈夫?」みたいなことを平気で言えたり、感情を態度にあからさまに出せる人は、嫌味なく羨ましいです。

羨ましいというか「憧れ」を抱きます。

「かっこいい」という感情を抱きます。

相手のことばかり気にしてる自分が恥ずかしく感じたり、惨めに感じたりします。

「ほんなら、相手のこと気にせんと思ったこと言えばいいやん」って思うかも知れませんが、それができないから困るんですよね(笑)

まとめ

感受性が高いことで得られるメリットとして、友好な人間関係を築けたり、チームをまとめたりすることができます。

しかし、思い返せば「当たり障りが無く、個性のない、つまらない人」になっていたのではないか?と思うことがあります。

「親切な人」や「気遣いができる人」は素敵な人ですが、過去を思い返したとき記憶に埋もれるんです。

思い出すのは、「激しく言い合った友達」とか「厳しくも熱心に指導してくれた上司」など、本気で向き合った人たちなんですね・・・。

「ただ優しいだけの人」は思い出せません。

この記事を読んで、「自分にも当てはまるところがある」と共感していただけた方は、一緒に「記憶に残る人」になれるよう努力しましょう。

明日から頑張ろう。

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てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam