あらヨワシくん♩今日は１人？

あれから部長さんと会った？

そっか～。こないだ拗ねて怒ってたもんね♩

まぁいいわ♩今日はどうしたの？

そうだったわね♩

まず、１番重要なのは料理を不味くしないことね♩

なるわよ♩まぁ正しくは、味は変わらないんだけど不味く感じるってことね♩

お客様に不満を与えてしまった時ね。

たとえば、真顔でだるそうに料理を出されると嬉しい？

その時点でお店全体を悪い色眼鏡で評価してしまうわ♩そうなると美味しい料理も不味く感じてしまうこともあるの・・・。

他にも、かなりお待たせした料理を提供するときに「大変お待たせして申し訳ございません」って言われずに普通の顔で提供されたらどう？

そうね。そうなるとまた悪い色眼鏡かけちゃうわね♩

ハロー効果って聞いたことある？

ハロー効果って、ある対象を評価するときに、その他の特徴に引きづられて評価が歪められる現象なの。

そうなの。流石ね♩でも、逆の効果もあるの♩

そうなの♩人って結構ハロー効果で適正な評価ができてなかったりするのよん♩

例えば、いつも笑顔で、元気で、やる気があって、言うことを何でも聞いてくれる部下を評価するときにイメージが先行して、実際の能力よりも高く評価されがちとかね♩

じゃあ料理を提供するときどんなことを心がけたら美味しく食べていただけると思う？

そうね♩

沢山あるわよ♩

商品知識を説明するとかね♩

例えば「マルゲリータです」って出されるよりも「マルゲリータでございます。約400°の釜で一気に焼き上げておりますので外はサクっ、中はもちっとした食感が楽しめます♩」とか言われた方が美味しそうじゃない？♩

あとは、「カルボナーラです。こちら付属のトリュフオイルです」って出されるより「カルボナーラでございます。まずはそのまま召し上がっていただいた後に、こちらのトリュフオイルを少量かけていただくと味の変化をお楽しみいただけます♩」とかね♩

うっふん♩これが商品提供で料理の味が変わる理由よ♩

ヨワシくん！お会計しないとダメよ♩