2020年3月29日

部下育成のポイント[能力不足ではなく、努力不足を指摘する]

リーダーにとって部下育成は永遠の悩みですよね。

特に今のご時世、雑な指導は通用しません。

雑な指導とは……。

  • 見て覚えろ!
  • 気合で乗り越えろ!
  • とりあえずやれ!
  • 自分でなんとかしろ!
  • 出来損ないが!

こんな感じ。

ひと昔前では、当たり前のように飛び交っていた言葉も、今は通用しません。

リーダーには、言い放つ指導ではなく、部下の主体性を育て、自信を失わずに、納得、共感してもらえる言葉の力が必要となります。

そこで今回は、部下がミスをした際の指導ポイントをご紹介します。

登場人物

コミュ力が高い
サルさん。
新米店長の
意思ヨワシ君。

部下がミスをしたときリーダーはどのような言葉をかけるべきか?

ヨワシくん♪

部下がミスをしたときにどんな指導をしてる?♪

どんな指導?

どういうシュチュエーションですか?

じゃあ例えば……。

新人さんのマニュアル準備の期限が過ぎた上に不備があった」というシュチュエーションでいこう♪

そうですね〜。

まず「なぜ期限を過ぎたのか?」「なぜ不備があるのか?」原因を聞きますね。

へへ♪

なるほどね♪

次に、能力不足について指摘します。

スケジュールやタスク管理が甘いことや、最終チェックの抜けが多いこと」ですね。

なるほどね〜♪

まぁ一般的な指導だと思うけど、部下の立場に立ったとき「なぜ?」と聞かれると言い訳を言いたくなるよね♪

ん?

「なぜ?」ではなく「どうすればよかった?」と聞くべし

何でこんなことしたんだ。
何で忘れたんだ。

なぜ?って聞かれると反射的に、言い訳を言いたくならない?

確かに……。

他にも優先する仕事がありまして。」とか「教えてもらってないので」とかね。

わかるわ〜。

あるある。

でも上司としては、原因を突き止めたいけれども言い訳を聞くのは嫌じゃん?♪

本人は本当のことを言っていたとしても言い訳っぽく聞こえるから「言い訳はいらないんだ!」って思うでしょ?

なりますねw

だから「どうすればよかった?」って聞くようにすればお互いに気持ちよく話せるよ。

「期限を守る為にはどうすればよかった?」と聞くと自然に、改善策が出てくるでしょ。

前向きでいいでしょ?♪

すごい!魔法の言葉ですね!

能力不足ではなく、努力不足を指摘するべし。

あとね、能力不足を指摘すると自信無くしちゃうでしょ?

まぁそうですけど、できていないことはきちっと伝えてあげないと……。

そうだね。それも評価のうちだからね♪

でも、部下が自信を失わずに、指導できるとしたら?

そんな方法あるんですか?

魔法の言葉があるよ

能力不足ではなく、努力不足を指摘するんだ♪

例えば、

【悪い例】
「君はスケジュールやタスク管理が甘いからダメなんだ。あと最終チェックの抜けが多すぎる。しっかりしろ」

まぁいつもこんな感じです。

【良い例】
「今回君に依頼した仕事。君の能力があれば必ずできるはずだ。私は信じている。足りないのは能力ではなく努力だ。もう少し頑張ってくれ。」

どうだった?♪

なんか期待されていると思ってやる気が出ますね(笑)

魔法の言葉だよ♪

現代のリーダーはこういった伝え方を工夫する力が求められるから頑張ってね♪

頑張ります!

ありがとうございます!

おっしゃ〜!

サルさん

サルさん

関東に住む28歳。高校中退後はナンパに明け暮れ、ホストの道へ。
24歳で体を壊し夜の世界から、昼の営業マンへ転職。
ナンパ、ホスト、営業を通じて、えげつないコミュ力を身につける。
噂によるとバツイチ。意思ヨワシとは、Twitterで知り合う。

意思ヨワシ

意思ヨワシ

関西に住む25歳。やりたいことが見つからず漠然と大学生活を送ることに違和感を感じて中退。
就活はせずイタリアンレストランでフリーターをする。
気付けばそのまま就職し、入社3年目で店長に抜擢。
現在店長1年目で不安がいっぱい。読書とTwitterが趣味。