2019年9月13日

店長の「使命」と「幸せ」について

店長の使命と幸せについて考える。

店長は店舗の責任者。

商品クオリティー、サービス、清掃、売上、人材育成

全てにおいて管理する人が店長。

やるべきことは多岐にわたり、時々大事なことを見失うこともある。

そんな時は改めて店長の使命と幸せについて考える。

まずは店長の使命から考えてみる。

結論から言うと「利益の最適化」。

理由は簡単。

利益がなければ会社を存続させる事ができないから。

ここで重要なのは「何の為に会社を存続させるか」ということ。

誰も幸せにならない会社や店舗を「金儲け」の為だけに存続させるの少し違う気がする。

むしろそんな会社や店舗は原理原則的に存続できない。

お客様にとって「この場所にこの店があって良かった」

従業員にとって「この店で働けて良かった」

協力会社様にとって「このお店と関われてよかった」

このように関わる全ての人を幸せに出来る会社、お店を存続させないといけない。

では改めて店長の使命について考えてみると結論はこうだ。

「関わる全ての人に永続的な幸せをお届けするために利益の最適化をする」

金の為では無く、関わる人々を幸せにする為の財源を確保するという考え方だ。

「お客様により良い商品、サービス、空間をお届けするため」

「働く人にとってより良い環境を作るため」

「働く人に対価を支払うため」

そのために利益が必要なのだ。

次に店長の幸せについて考えてみる。

そもそも幸せの定義や価値観は人それぞれだ。

自分が得たい幸せを得れば良い。

だから自分の幸せの定義や価値観を押しつけるのはナンセンスだと思う。

しかし原則的に得られる幸せの数は多い方が幸せだと思う。

感じ方は違えど、誰だってより多くの幸せを手にしたい。

ここでどうすればより多くの幸せを手に入れることができるかを考えてみる。

結論はこうだ。

「自分以外の人に幸せを与える事に、幸せを感じられる人になること」

考えてみて欲しい。

人は誰だって

「認められたい」

「やりがいを感じたい」

「より多くの対価がほしい」

と思うものだ。

あなた自身が、こういった自分の欲を満たすことで得られる幸せの数は両手両足で数えられるほどで数には限界がある。

しかしこういった自分以外の人々の欲を満たすことがあなたの幸せになった場合、あなたの幸せの数は、あなたが与えた幸せの数と比例するわけだ。

つまり無限大の幸せを手に入れることができる。

これを店舗に置き換えて考えてみる。

「お客様の笑顔」

「従業員の成長」

「仲間と共に働ける環境」

に対して幸せを感じられる人はより多くの幸せを手にすることができる。

逆に

「自分の成長」

「自分の評価」

「自分のやりがい」

だけを追い求める人の幸せの数はちっぽけなものだ。

もっと言うと、こういった自分の事ばかり考える人に魅力は感じない。

愛されない。

気付けば1人になる。

こんな虚しい幸せをあなたは手に入れたいのか?

ここで改めて店長の幸せについて考えてみる。

「自分以外の人に幸せを与える事に、幸せを感じられる人になること」で無限大の幸せを手にし、誰からも愛される人になれることだ。

店長の仕事は多岐にわたる。

故に時々大事なことを見失ってしまう。

そんな時は、店長の「使命」と「幸せ」について振り返りたい。

てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam