2019年11月6日

【店長必見】飲食店における理念の必要性と有名企業の理念10選

こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。

前回は【元店長が解説】飲食店店長の仕事内容をわかりやすく紹介します!について大まかに紹介させていただきました。

今回はその中から「飲食店における理念の必要性と有名企業の理念10選」をご紹介します。

主に以下の人向けの記事となります。
・理念はあるけど浸透してない
・チームにまとまりがない
・飲食店で店長を目指している
・店長になったばかりの人
・もっと店長としての実力を向上させたい人

ちなみに今回の内容は、私が実際にイタリアンレストランチェーンで店長をしていた時に行っていた内容をもとに記載しています。

そもそも理念ってなに?

り-ねん【理念】の意味
ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。「憲法の理念を尊重する」

goo辞書

上記の引用分の通り、根本的な考え方のことを理念と言います。

他にも似たような言葉で、企業理念や経営理念、ミッションなど色々なワードがありますが、それらもご紹介しておきましょう。

企業理念

企業理念とは、創業者会社創業に託した想いのことであり、会社不変価値観会社存在理由目的からなる

weblio辞書

経営理念

経営理念(けいえいりねん)とは、企業の活動方針の基礎となる基本的な考え方

weblio辞書

ビジョン、ミッション、バリュー

ビジョン(vision)とは、実現を目指す、将来のありたい姿のことです。
ミッション(mission)とは、企業が果たすべき使命であり、存在意義です。
バリュー(value)とは、組織の共通の価値観です。

VISION & CASHFLOW

有名企業の企業理念

【メルカリ】
「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」
https://about.mercari.com/about/

【リクルート】
「私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。」
http://www.recruit.jp/company/about/structure.html

【ユニクロ】
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
http://www.fastretailing.com/jp/about/frway/

【クックパッド】
「毎日の料理を楽しみにする」
https://info.cookpad.com/corporate/philosophy

【サイゼリア】
「人のため・正しく・仲良く」
https://www.saizeriya.co.jp/corporate/idea/guide

【チャットワーク】
「Make Happiness」
https://corp.chatwork.com/ja/vision/ceo.html

【ドン・キホーテ】
「顧客最優先主義」
http://www.donki-hd.co.jp/corp/donki/philosophy.php

【永谷園】
「味ひとすじ」
http://www.nagatanien.co.jp/company/philosophy.html

【株式会社サイバーエージェント】
「21世紀を代表する会社を創る」
https://www.cyberagent.co.jp/corporate/vision/

【キリン株式会社】
「飲みもの」を進化させることで、「みんなの日常」をあたらしくしていく。
http://www.kirin.co.jp/company/vision/

なぜ理念が必要なのか?

「なぜ理念が必要なのか?」を考えるためにはまず、「理念がなければどうなるか?」を考えてみましょう。

理念とは、
・目指すべき的であったり
・創業者の想いであったり
・心がけるべき理想の形であったり
・企業の存在価値であったり
様々な思いや、意味が込められているものです。

逆に理念がなければ?
・目指すべきものがない
・創業者の思いも知らない
・理想の形がない
・企業の存在価値がわからない
と、なるわけです。

そうなると、多くの従業員を抱える会社であれば、物事の良し悪しがそれぞれの価値観で決まってしまい、組織に一体感は生まれません。例えば、Aさんは「効率を重視」、Bさんは「顧客満足を重視」、Cさんは「利益を重視」という具合になります。効率も、顧客満足も、利益も全て大事な要素ですから話がまとまらないでしょう。そこで、企業理念が必要になってきます。

様々な意見の食い違いや、判断に迷った時、正しい道を示してくれる存在が理念なのです。

理念が有って無いようなものになってる。

「企業理念や、経営理念はあるけれど全然浸透していない・・・。」と悩む企業は多いと思います。立派な理念を掲げているだけ、朝礼で棒読みしているだけ。などなど・・・。

その原因は大きく二つに分かれると考えます。

1、理念の必要性をわかっていない
2、組織の代表が理念を大事にしていない、体現していない

1、理念の必要性がわかっていない

「理念なんて無くてもええやん」
「利益も出てるし、楽しくやれればそれでええやん」

と、理念の必要性をわかっていなければ中々浸透しないでしょう・・・。

企業に勤める会社員である以上、働く目的は自由ですが、働き方は自由ではありません。「自分の思いや価値観」ではなく、組織の一員として、「企業の思いや価値観」に沿った仕事をするべきです。

理念を無視し、個人の価値観を尊重していれば、組織として一体感がなくなるだけでなく、悪い方向へ進んでしまう可能性もあるでしょう。

このような社員、従業員には、
・組織の一員として働くこと
・理念がなければどうなるか?
の二点をキチッと指導してあげてください。

2、組織の代表が理念を大事にしていない、体現していない

理念が浸透しない1番の原因は、組織の代表が理念を大事にしておらず、体現できていないことにあるでしょう。


企業理念:「関わるみんなを幸せにしよう」

上記のような素晴らしい理念を掲げているのにもかかわらず、組織の代表が自分だけの幸せを願うような言動をしていたり、お客様、従業員、関係企業様を大事にしない人であれば、理念が浸透するはずがありません。

店舗であれば店長が組織の代表です。まずは店長自身の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか・・・。

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てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam