2019年10月12日
【注意】仕事がうまくいかなくて辛い時に見るネット記事は転職サイト広告である。
こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。
あなたは今辛そうな顔をしてますね。
仕事がうまくいっておらず辛い思いをされていませんか?
転職を考えたりしていませんか?
仕事に疲れた時の心情
私も過去に死ぬほど会社を辞めたくなった時が何度もあるので気持ちが痛いほどわかります。
誰にも相談できず一人でなんとか乗り越えようと毎晩毎晩悩みますよね。
朝起きると吐き気がするくらい仕事に行きたくない衝動に襲われますよね。
どうして自分はこんなに不幸なんだ。と、職場でヘラヘラしている人に苛立ちも覚えますよね。
どうして私のこの苦しみに誰も気づいてくれないんだ。って思いますよね。
この気持ちをどうにかしたい。
でも、何が原因なのか、辞めて何をしたいのか、自分にどんな仕事があっているのか、冷静に考えることもできないですよね。
自分のことなのに自分の気持ちがわからず苦しいですよね。
苦しみから逃れるために、勇気を振り絞って相談しても「辞めてどうするんだ」と言われるだけでまた辛い思いをしますよね。
辞めた後のことを考えられないくらい苦しい思いをしてるってことをわかってほしいですよね。
もう誰にも相談できないし、したくない。
でも、自分の気持ちがよくわからない。
そんな時に検索しませんか?
「仕事 うまくいかない」1000〜1万
「仕事 辞めたい」1万〜10万
「仕事 辛い」1万〜10万
「適職 診断」1万〜10万
これが罠です。
仕事が辛い時に見る記事は参考にしていいの?
上記の検索ワード横の数字が何かわかりますか?
「仕事 辞めたい」1万〜10万←この数字です。
これは、Googleの月間検索数です。
つまり「仕事 辞めたい」と検索する人が月間に1万〜10万人いるということです。
つまり、検索数が多い=記事を見る人が多い。
つまり、記事を見る人が多い=広告を見る人が多い
つまり、広告を見る人が多い=制約につながりやすい
つまり、制約につながりやすい=稼げる
つまり、金儲けのために記事を書いてる人が大半。
結論、あまり参考にしない方がいいです。
優しい言葉は全て広告のため
あなたの悩みに漬け込んで、
「辛いなら今すぐ辞めるべき」
「無理せず休んで」
「好きなことを仕事に」
「人生一度きり」
などなど、優しい言葉をかけてくれます。
これらは全て広告をポチッとさせるためです。
ポチッとさせて転職サイトに登録させるためです。
ポチった後のあなたの人生はどうでもいいのです。
とにかく「退職したい」という気持ちを煽ってポチらせればいいのです。
ブログに広告を貼り、その広告がクリックされたり、制約につながれば報酬につながるという商売です。これがいわゆるアフィリエイトです。(悪いことではない)
商売ということを忘れるな
あなたは、心身ともに疲弊し弱っている状態です。
そこで優しい言葉をかけられると一時の感情でコロっといかれますが、相手は商売をしています。
鵜呑みにしてはいけません。
本当に精神的にきついときは病院にいってしっかりと診断するべきです。
本当に転職していいの?
今の時代、転職が当たり前です。
スキルアップ、キャリアアップの転職ではなく、「嫌なら辞めて転職すればOK」そういった風潮です。
本当にそれでいいのでしょうか?
人間生きていれば、苦しいときが何度もあります。
人間生きていれば気にくわないこともあります。
人間生きていれば、嫌いな人もいます。
人間生きていれば失敗することがあります。
これらは全て当たり前だと思います。
これらを全て今の会社の責任にし、転職することで解決できると考えるのが正しいのでしょうか?
転職先では、「同じような悩みや不満がない」「今よりも安心」「とりあえず仕事を辞めれば心は安定する」といった根拠はどこにあるのでしょうか。
実は会社が原因なのではなく、あなた自身の問題なのではないですか?
実際に、あなたが死ぬほど辞めたいと思っている会社でやりがいをもって働いている人がいるのはなぜですか?
何が違うんですか?
本当に会社が全ての原因なのですか?
仮にあなたにも原因があるのであれば、転職しても解決しないのではないですか?
仮に転職したとしても、知らない場所で、知らない人と、知らない仕事をしながら、今よりも多くの不安と負担を抱えながら、新しい人間関係を構築し、一から信頼を勝ち取らなければいけません。
慣れ親しんだ環境で、慣れ親しんだ人と、慣れ親しんだ仕事をしながら目の前の悩みを乗り越えるのと、どっちが負担ですか?
辞めれば解決する。
辞めれば天国が待っている。
これは全て幻想です。
テレビやネットのCM、広告に踊らされています。
編集長まとめ
「転職をするな。」と言いたいわけではありません。
ただ、「自分自身に原因があるなら、どこで何をしても結局一緒」ということを伝えたかったんです。
転職が根本的な解決になるわけではないと伝えたかったんです。
多くの人が、人生の半分以上を仕事をして生きることになります。
会社や他人、環境のせいにして嫌なことがあれば「辛い」と逃げ出すのではなく、「自分自身にも原因があるのでは?」と自分と向き合う強さを持つべきです。
生きる上で、仕事をする上で
「辛い」「苦しい」「しんどい」「楽しくない」「きつい」ときはこれからも山ほど味わうからです。
逃げるよりも立ち向かい、乗り越える強さを一度身につければ怖くありません。
今、仕事で苦しんでいる方にとっては厳しく聞こえるかもしれません。
「でも」「けど」「だって」って言いたくなるかもしれません。
「お前何もわからへんやんけ」って思うかもしれません。
それはわかっています。
それを踏まえて最後に言わせてください。
自分自身に原因があれば、どこへいっても同じ悩みが付きまといます。転職をきっかけに変われる根拠があるなら今でも変われるはずです。「嫌なら辞める」と、逃げ道を探すのではなく、「どうすれば乗り越えられるのか?」と自分と向き合う強さを身につけて欲しいです。
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てんちょー
1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam
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