2019年9月25日

【上司必見】部下が仕事を続ける理由は3つの要素でなりたっていた。

私は、何かを考えるのが好きだ。

今日は仕事帰りの車でふと、「部下が仕事を続ける理由」について考えていた。

始めに言っておくが、部下が仕事を続ける理由は「給与」や「福利厚生」ではない。

なぜなら「給与」や「福利厚生」はいくらでも変わりがきくからだ。

「そんな馬鹿な」というあなたに想像して欲しい。

究極を言えば、「部下が1億円を手に入れて今の仕事を続けるか?続けないか?」ということだ。

部下が仕事を続ける理由が「給与」だった場合、即辞めするだろう。

すぐさま今流行の退職代行サービスを利用するかもしれない。

では結論から言うと、部下が仕事を続ける理由は3つの要素で成り立っている。

それは「何をするか」と「何の為にするか」と「誰とするか」だ。

順を追って説明する。

まず①「何をするか」

これは簡単だ。

引きこもり気質のパソコンオタクがプログラマーになりたいのに、大工をしても続かないように、ある程度「何をするか」というのは大事だ。

言い換えれば「何をしたくないか」が重要だ。

次に②「何の為にするか」

これは難しい。

言わば会社の「理念」だ。

飲食店で働きたいA君が就職した飲食店が、利益だけを追い求め顧客の事は考えず適当な調理と適当な接客をし、無理がある人員で従業員を疲弊させていれば、やりたかったはずの飲食店の仕事をA君は続けることができないだろう。

しかし、飲食店で働きたいA君が就職した会社の掲げる理念が、顧客も従業員も大切にするものであれば、A君は明るい未来に向かってひた走る事ができるだろう。

次に③「誰とするか」

これが最も重要だ。

つまり「理念を実現させようと働く人がどれだけいるか?」ということだ。

綺麗な理念を掲げているだけの会社も少なくはない。

①「何をするか」で、やりたい職につき
②「何の為にするか」で、理念に共感しても
③「誰とするか」で、理念に沿った働き方をしていなければ理念が無いも同然だ。

究極を言えば、「誰とするか」は「何をするか」や「何の為にするか」をかき消すことも出来る。

簡単に言えば、「この人について行きたい。」という状態。

例えば、学生の頃にあこがれの悪い先輩についていきたくて、認められるためにに暴力をしてカツアゲをしてしまう学生

宗教で洗脳され、教祖様に認められたくて人を騙し悪い事をする人達がそれにあたる。

つまり、そこに正しい理念が無ければ「誰とするか」は危険な手段とも言える。

ちなみに、「誰とするか」は永続的では無い。

なぜなら対象が、想いではなく人だからいずれ消えてしまう。

そうなれば続ける意味が見出せなくなる。

「あの人が辞めたし私も辞めよう」

こんな具合だ。

だからこそ、部下が仕事を続ける理由は3つの要素で成り立ってる。

「何をするか」と「何の為にするか」と「誰とするか」だ。

この3つの要素を念頭に置き、あなたが上司としてすべきことを考えて欲しい。

てんちょー

てんちょー

1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam