2019年9月11日
店長が「7つの習慣」を読むべき理由【vol.3】
こんにちわ。編集長の”てんちょー”です。
そこのあなた。「7つの習慣」という本を見たことありますか?
ないなら今すぐ見ましょう。
本屋へ向かってください。
明日でいいならネットショッピングでポチりましょう。
「え~でもどんな内容かわからないし~」という方は、私の記事を見ましょう。私は7つの習慣を何度も何度も繰り返し読んで社内の研修にも取り入れている強者です。
言わば「7つの習慣のプロフェッショナル」です。知らんけど
「7つの習慣」のおかげで私の人生は豊かになりました。
他人に責任を押しつけて、他人に感情を振り回されていた人生から卒業出来ました。
「今の自分を変えたい!!!」とくすぶっているあなたにぴったりの一冊です。
今日は「7つの習慣」の一部を、わかりやすく解説していきます。
パラダイムシフト
パラダイムシフトという言葉を聞いたことはありますか?
1,パラダイム=物の見方
2,パラダイムシフト=今までの考え方や価値観が、180°変わること。
簡単に言えば○だと思っていたものが△に見えたとき、あなたにパラダイムシフトが起きています。
ん~。意味わかってないでしょ。←説明が下手くそなんだよ
例えば、今まで自転車しか乗っていなかった人が、車に乗るようになって初めて感じることがあると思います。
- 車道の白線を越えて走るなよ。危ないな
- 夜はライト付けろよ。危ないな
- ちゃんと左右みてから渡れよ
- 信号無視するなよ
- 自転車が思ってるほど車は周り見てねえからな
などなど。
これは、自転車にしか乗ったことがなかった人が、車に乗るようになって見え方、考え方がパラダイムシフトした例です。
人はパラダイムシフトで成長する
人が急激に成長するタイミングはいつだってパラダイムシフトした瞬間です。
人生は「+」を積み重ねたり、時に失敗して「-」になったりするものですが、たまに「✕」が加わり急激に成長します。それがパラダイムシフトです。
例えば部下だったあなたが、店長という立場になった途端180°見えるものが変わりあなたを大きく成長させたはずです。
他にも、意識はしていなくても自然とパラダイムシフトをしているケースが以下の通りです。
- 子から親
- 部下から上司
- 後輩から先輩
- 未成年から成人
- 学生から社会人
- 雇われ社員から社長
- 親から祖父母
- お客様から従業員
- 生徒から先生
それぞれ役割も違えば、見え方も責任も価値観も全て違います。でもどちらかが正しいというものでもありません。
「考え方が変わった」のではなく「違う考え方、見方ができるようになった」というのが正しいです。
このように人にはさまざまなパラダイムがありパラダイムシフトすることによって大きく成長します。
様々なパラダイム
あなたには様々なパラダイムがあります。そして様々なパラダイムを通して世界を見ることが出来るのは人間だけだと言われています。
例えば下記の通りです。
過去の経験
あなたが過去に経験してきたパラダイムです。あなたの家庭が礼儀に厳しければあなたにとって玄関で靴を揃えるのは当たり前。人に挨拶するのは当たり前。食事の前には「いただきます」食後には「ごちそうさま」というのが当たり前だと思います。
私の家庭では、だし巻きが「甘い派」か「出汁派」かでよくバトルが起きます。
嫁は幼少期から「甘いだし巻き」で育ち、私は「だし汁のだし巻き」で育ったからです。
どちらも間違いではなく、それぞれの「過去の経験」によるパラダイムです。
理想
あなたの理想のパラダイムです。例えばあなたにとって「上司としてこうあるべきだ」という理想があると思います。しかし本来は上司も人なので、色々な考え方、価値観があって当たり前です。ですがあなたの「理想」というパラダイムを通して上司を見たときに、現実と理想のギャップに不満を抱いたりするわけです。
客観視
あなたの客観視のパラダイムです。あなたはあなた自身を客観的に見ることができます。「今のあなたを別の角度から見ているあなたがいる」という状態です。客観視で勘違いしてはいけないのは、あくまでも客観視はあなた自身の価値観であり他人の価値観ではありません。あなた自身が自分を客観的に見て「○○だろう」と思っているだけで他人がそう思っているとは限らないということです。
いわゆる自意識過剰も客観視のパラダイムです。
相手
相手のパラダイムです。相手の意見、考え方、価値観です。空に浮かぶ雲をみてあなたは「鳥に見える」のに対し、相手は「魚に見える」という具合です。あなたは「何よりもお金が大事」だと思うのに対し、相手は「幸せはお金で買えない」という具合です。どちらも間違いではなく正しいのです。
社会的イメージ
社会的イメージのパラダイムです。あなたの過去の経験、理想、相手のパラダイムとは異なり、「社会的にどうあるべきか」というパラダイムです。高校にはいくべき。大学にいかないと大手には就職できない。大手に就職し、結婚し、子供を授かり、マイホームを建て家族で幸せに暮らすのが社会的に当たり前。という具合です。結婚もせず、就職もせず、フリーターで良い年までミュージシャンの夢を追いかけている男は社会的イメージのパラダイムを通して見れば「イタい奴」となります。
ですが、本来人の幸せや価値観は人それぞれです。どのような生き方をしたってかまわないはずですが、うまくいかないのは社会的イメージが邪魔をしているからです。
自分が一番正しいと思いたがる
このように様々なパラダイムがあり、どれも正解であり人によっては不正解です。本来このようにそれぞれの幸せや価値観があって良いのですが、人は自分が一番正しいと思いたがります。
そして自分の考えや価値観を押しつけます。
アイドルを夢見る娘に「そんなの無理だ!!勉強しろ!」と押さえつけるお父さんが良い例です。
このように、それぞれの価値観をぶつけるから人間関係は上手くいかないのでしょう。
自分から見える景色と同じように相手が見てる景色があります。「相手が見てる景色を覗いてみよう」と互いに一歩踏み出す事で人間関係は今よりも円滑になります。
それと、どちらの考えも正しいと理解することで、様々な考え方を吸収出来るのであなた自身の成長にも繋がります。
唯一正しいパラダイムとは?
パラダイムそれぞれの価値観なので、正解でもあれば不正解でもあるとお伝えしましたが、唯一正しいパラダイムがあります。
それが原理原則に則ったパラダイムです。
究極を言えば「人は必ず死ぬ」というのは原則に則ったパラダイムであり人の価値観で左右されるものではありません。
他にも原則に則ったパラダイムは以下の通りです。
【誠意】
私欲を忘れて正直に真面目に物事に対する気持ち
【謙虚】
自分を偉いものだと思わず素直に学ぶ気持ち
【誠実】
真面目で真心があること
【勇気】
物怖じせず立ち向かう気力
【正義】
正しい道理、人間行為の正しさ
【忍耐】
つらさ、苦しさ、怒りをじっと我慢すること
【勤勉】
仕事や勉強に一生懸命取り組むこと
上記のそれぞれの原則は、だれがなんと言おうと「そうあるべき」だと言えます。
つまり、人は様々なパラダイムをとおして世界を見ていますが、正しさは自分の価値観や過去の経験、社会的イメージではありません。
「原理原則」です。
常に原則のパラダイムと照らし合わせて、正しい判断、言動かを振り返ることができます。
編集長まとめ
「パラダイムシフト」について理解できましたでしょうか?
受け入れがたいかも知れませんが、あなたの考えや価値観は「正解であり不正解である。」という事実を受け入れなければいけません。
受け入れることであなたは様々な物の見方が出来るようになります。
例えばこちら。
上記の「シュレッダーはさみ」は、100円均一ショップで全く売れていなかったそうです。しかし
上記のように「刻みのりはさみ」に売り方を変えただけで売上は何倍にもアップしたそうです。
これもパラダイムシフトで結果が大きく成長した例です。
特に店長や組織のリーダーは、何十人というスタッフをコントロールして店舗運営せねばなりません。
自分自身の価値観を押しつけて、正しい、正しくないで判断するのではなく、相手と同じ目線に立って物事を見ればあなた自身の成長に繋がります。
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てんちょー
1994年生まれ関西在住。好きなこと「新しいこと」悪く言えば飽き性。
苦手なことは「誰でもできる作業のルーティン」つまり飽き性。高校卒業後PISOLA(イタリアンレストラン)に就職し2年後には店長に。
3年間店長を務める傍ら、副業で個人ブログを開設。そのスキルを活かし現在はWeb社内報“PISOLAパートナーサイトと当サイト”TENJOY”を立ち上げ編集長を勤める。
@tenchoglam
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